こんにちは！ 
土壌環境部のATです（車はMTです）。 
 
土壌環境部は名前の通り、主として土壌汚染の調査に関する業務を行っています。 
土壌汚染調査では、先ず「これまでの土地の利用方法を調べること＝土地利用履歴調査（地歴調査）」から始めることが一般的です。 
地歴調査では、過去地図史料を収集して、概ね戦前まで遡って対象地の土地利用状況を調査する作業があります。 
一般的には、かつては農地や未利用地だった土地が宅地化されて現代に至る…ケースが多いですが、案件によっては、列車や路面電車の運行経路が確認される場合、かつて工場の引き込み線として利用されていたものの工場が撤退して跡地が商業施設の立地になる等、（仕事中に）栄枯盛衰を感じることがあります。諸行無常の響きあり…。 

環境ラボが立地する栃木県佐野市の葛生地区には、まさしくかつて列車で石灰石等を運搬していた跡があり、会社近くの嘉多山公園には機関車が保存されています。