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局地的豪雨とは?発生の仕組みと備え

気温が40℃を超える日に「酷暑日」という名称が設定された暑い夏が過ぎ、例年であれば長雨を通じて夏から秋への移ろいを感じる季節かと思いますが、今年は全国各地で連日のように豪雨のニュースが聞こえてきます。 

豪雨の要因はエルニーニョ現象、偏西風の蛇行、チベット高気圧と太平洋高気圧、上空の寒冷渦等、複数挙げられますが、そのうちの1つはやはり地球温暖化のようです。気温が上がると海水等の蒸発に伴って空気中の水蒸気が増え、予測以上の豪雨が発生してしまいます。特に沿岸部では海側は暖かく湿った空気と陸側の涼しい空気がぶつかり、雨が長く続いてしまう傾向があるようです。 

もし豪雨災害が発生しそうな時は、雨雲の位置・雨の強さをリアルタイムで示す「雨雲レーダー」や、土砂災害・浸水・洪水について今の危険度を表す「キキクル」等を活用して、身を守ることを最優先に行動しましょう。 

特におすすめしたいのが、気象庁の「キキクル(危険度分布)」です。
土砂災害・浸水害・洪水災害について、現在どこで危険度が高まっているのかを地図上で確認できるため、市町村単位で発表される警報だけでは分かりにくい「今いる場所が危険なのか」を、より具体的に確認することができます。1km四方の格子ごとに危険度が示され、10分ごとに更新されるため、危険度の変化をリアルタイムに近い形で確認できます。危険度は、黄(注意)赤(警戒)紫(危険)黒(災害切迫)の順に高くなり、紫は警戒レベル4相当です。警戒レベル4相当の情報が発表された場合は、自治体から避難指示が発令されていなくても、危険な場所からの避難を自ら判断することが重要です。2026年5月29日からは防災気象情報の名称が見直され、警戒レベル4に相当する「レベル4大雨危険警報」など、警戒レベルに対応した情報が発表されるようになりました。 

シルバーウィークや秋の行楽シーズンには、普段訪れない地域へ出かける機会も増えます。旅行先では、どこが崖に近いのか、どこが低い土地なのかなど、その地域の災害リスクを詳しく知らないこともあります。そんな時にもキキクルは便利です。宿泊先や立ち寄り先など、これから向かう場所を地図上で確認しておけば、雨が強くなった際に周辺の危険度を把握することができます。また、キキクルには危険度の高まりをスマートフォンに知らせる通知サービスもありますので、旅行やレジャーに出かける前に、訪れる地域の防災情報を確認しておくと安心です。 
雨への備えも万端にして、シルバーウィーク、秋の行楽シーズンをお過ごしください。 

 



土壌環境部

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