計量記念日 はかることで支える信頼
毎日が誰かにとっての「記念日」。
実は一年のほとんどの日に、何かしらの記念日が登録されています。
そして、11月1日は「計量記念日」。
私たちの暮らしや産業を支える“はかる”ことの大切さを見つめ直す日です。
計量記念日は、電気記念日(3月25日)・発明記念日(4月18日)・貿易記念日(6月28日)と並ぶ、経済産業省の4大記念日のひとつです。
計量と聞くと、「重さ」や「長さ」を測る単純な作業を思い浮かべるかもしれません。
しかし、私たち計量証明事業に携わる者の仕事は、それだけではありません。
分析値や測定結果の“数字”は、企業や行政が正しい判断を行うための根拠であり、
その一つひとつが「安心」や「信頼」を支えています。
たとえば、水質検査の結果をお客様にお伝えしたとき、「根拠のあるデータで伝えてもらえると安心しますね」と言っていただけることがあります。
その言葉に、日々の丁寧な測定や機器の点検・校正作業が報われる思いがします。
わずか1mgの違いが結果を変えることもあるからこそ、私たちはその1mgに誠実でありたい。そんな思いが、計量証明の現場に息づいています。
目立たないけれど、社会を正しく支えるために欠かせない“はかる力”。
11月1日の計量記念日は、そんな私たちの仕事の意義を改めて感じる日でもあります。
環境計画部
